宮本研究室
宮本研究室では, 作用素環論とよばれる解析学の一分野の研究を行っています. 作用素とは大まかに言うと, 無限次元空間上に作用するサイズが無限の行列のことです. 作用素環論とは作用素の集まりについて調べる研究分野で, J. von Neumannにより創始されました. みなさん, 行列というと線形代数を思い浮かべますが, サイズが無限の行列を扱うため, 収束などの議論(微分・積分)が必要になります. 線形代数の話をベースに, 微分・積分の話を合体させた, といったところでしょうか.
中学生のみなさんにとっては難しい説明かもしれません. 興味があれば, 是非, 「行列」, 「無限」, 「収束」, 「極限」などのキーワードをインターネットなどで調べてみてください.